はじめまして、アジアを中心に数年仕事をしながら海外を移動する生活を送っている、くみ(Kumi)と申します。
アジアを中心とした、世界の旬なビジネス情報をお届けしていきます。
よろしくお願いいたします。

さて、今回伺ったのは、タイ・バンコクにあるオートーコー市場(Or Tor Kor Market)
今回はタイの大手物流会社である、Eagles Air & Seaさんにご紹介して頂きました。

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オートーコー市場とは

オートーコー市場は、タイの農業協同組合がタイ政府・農業協同組合省(Ministry of Agriculture and Cooperatives)と協力して直営している、高級志向の生鮮市場です。

ここの野菜や果物はバンコク市内の一般スーパーより少し割高ですが、非常に高品質と評判。
外国人やタイの富裕層のリピーターが多く、タイ人の贈答品にも使われているのだとか。
季節外れで本来見かけるのが難しい果物も、ここに来れば買うことができるそうです。

オートーコー市場を訪れてまず驚いたのが、床も濡れていないし、東南アジアの市場でよくあるニオイもないこと。とてもきれいです!

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私、東南アジアでは市場によく行っていますが、ここの清潔さは普通の一般市民むけ市場とは全く違いますね。
タイの富裕層がわざわざ車で訪れるというのも、納得です!

 

オートーコー市場・アンテナショップをめぐる!

オートーコー市場の方に案内して頂いて、市場に併設されているアンテナショップも回ってきました。
政府が協力している市場なのと、富裕層や外国人客も多いので、そのアンテナショップは厳しい審査の末に出店できるのだそう。
いわば、タイの農業界から選りすぐった商品が並んでいます。

こちらはオーガニックライスとライス加工品のアンテナショップ。
USDA(米国農務省)認証をとっており、ヨーロッパにも輸出されているそうです。

USDA(米国農務省)認証のオーガニックのお米。
ブラックライスやレッドライスなど、カラフルなお米がありました。
これは1kgで150バーツ(約450円)。

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こちらはレトルトのお米。ブラウンライスが170gで25バーツ(約75円)。

黒いお米のレトルトは170gで30バーツ(約90円)。

お米を利用した様々な加工品も。電子レンジで温めるお米のスイーツが25バーツ(約75円)、バジルチリライスなど調理済みのものが35バーツ(約105円)。

こちらはなんと、お米から作られたエナジードリンク!30バーツ(約90円)。健康に良さそうです。
日本もお米の国なので、このエナジードリンクは特に日本人におすすめです、とのこと。

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こちらはオーガニックのココナッツ、35バーツ(約105円)。

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割っていただき、中のジュースを飲むのですが、クセがなく自然な甘さでさわやかな風味。
ココナッツジュース初心者にもおすすめできます。

オートーコー市場の果物はモノがいいので、初めてのモノに挑戦するのにおすすめなんだそう。
例えば日本人の間では好き嫌いが分かれるドリアン。
ここのドリアンは美味しいので、初心者には特におすすめなんだそうです。
変なものを一番最初に食べてしまうと、嫌いになっちゃいますもんね…

もちろん頂きました!クリーミーで甘くて、とっても美味しかったです。

これは金枕头という高級品種だそうで、なんと1kgで1,000バーツ(約3,000円)もするそうです!

オートーコー市場が取り組むECサイト

さて、オートーコー市場は現在、タイ政府と協力してECサイトを展開しています。
現在タイでは、政府主導でタイ国内のECを盛り上げていくという動きがあり、このECもそのテストケースの一つのようです。

http://ortorkor.com/

オートーコー市場ECサイトの、プレゼンテーション用のタッチパネルPCとQRコード付きのパネル。

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現在のオートーコー市場ECサイトのメイン顧客は直接配送ができるバンコク周辺ですが、将来的にはオートーコー市場の高品質な商品を外国にも売りたいという展望を持っています。
実際、オーガニックの国際的な認証であるUSDA(米国農務省)認証を取っているオーガニックライスは、既にヨーロッパにも輸出していて好調だとお聞きしました。

タイの富裕層にも認められ政府も後押しする、選りすぐりのタイの農産品や農産加工品等を日本でも売る事ができれば、と勢いのあるオートーコー市場です。

Eagles Air & Seaが請け負う、顧客企業に合わせたきめ細やかな配送

ところで、ECといえば配送ですが、市場からの配送はどのようにしているのでしょうか。

オートーコー市場を紹介してくれたEagles Air & Seaさんが常駐し、配送作業を請け負っているのだそうですが、なんとECで品物が売れたら、実際に人が市場を回って足で集めて配送しているそうです!

配送料は一回170バーツ、バンコク20キロ圏内が対象で3時間で配送するとのこと。
生鮮品なので、時間が勝負。配送センターなどがあるわけではなく、市場から直接持っていくんですね。ネットスーパーと同じで合理的ですね。

Eagles Air & Seaさんは近隣諸国にパートナーを持ち、陸路はもちろん空輸や船舶輸送にも対応している大手の物流会社ですが、『オンライン注文を受けて、市場からの配送』というニッチなニーズにも、顧客に合わせてアレンジをしているんですね。

開発途上国でのビジネスと言えば、心配することの一つに物流があると思います。
このようなきめ細かいアレンジをしてくれる物流パートナーがいれば、外国でのビジネス展開の安心材料になりそうです。

【案内人データ】

kumi

Kumi
Kumi-loghttp://jp.kumi-log.com)というツールを武器にアジア各国でデジタルノマド生活を送る生粋の日本人。ローカルライフを発展させたビジネス系のサポート支援の経験も豊富。
【担当国】アジア全般